2023年7月27日㈮昼過ぎの日銀の政策発表は! まさかのYCC利回り0.5%➡1%に引き上げ!!

2023年7月第5週は、世界で重要金利政策発表が目白押しでしたね!!

 

7月27日㈭ 米連邦準備制度理事会FRB)は、25・26日に開かれた米連邦公開遡上委員会(FOMC)で、0.25%の利上げ(政策金利引き上げ)を、全会一致で決定しました。

政策金利(FF金利誘導目標)は、5.25%~5.5%と22年ぶりの高水準となりました。

 

同日、欧州中央銀行(ECB)は理事会で前回一致で、0.25%の利上げを決定しました。

初の9会合連続の利上げで、利上げ幅は、5・6月と同じです。

政策金利(中銀預金金利)は、2000~2001年の最高水準に並びます。

ECBは、主要性政策金利を0.45%とします。

 

・・・とかで、夜間から、日経先物は、下がっていました。

f:id:nozorin-neko:20230729104816j:imagef:id:nozorin-neko:20230729104824j:image

⇧*2023年7月28日 東京テレビ 5:45~7:05「モーニング・サテライト」より

 

2023年7月27日㈮お昼過ぎの日銀の政策発表で、午後の相場は荒れに荒れました。

午後3時半過ぎの、日銀植田総裁に記者会見で、

「今回の措置は、YCC(イールドカーブ・コントロール)の持続性を高めて、金融緩和全体の枠組みの持続性を高め、(2%の)物価目標の達成に資する措置であると考える。」と、述べられた。

日銀の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)で、これまで長期金利の上限を0.5%としていました。しかし、経済物価情勢が改善している中、金利を抑え込もうとすると「副作用が大きくなる」ため、上限を1%迄容認することにしました。

また、長期金利を抑え込むために行っている、10年物国債を無制限に購入する、「連続指し値オペ」の利回りについても、利回り0.5%から1%に引き上げます。

今回の発表を受け、国内債券市場は、長期金利一時0.575%と、8年10か月ぶりの高水準まで大きく上昇しました。

また、日経平均株価は、外国為替市場で円高ドル安に振れたことで、下げ幅が一時850円を超える場面がありました。

f:id:nozorin-neko:20230729104752j:image

⇧*2023年7月28日 BSテレ東「日経ニュース プラス9」21:54~22:54 より

f:id:nozorin-neko:20230729104806j:image

⇧*2023年7月28日 TOKYO MX「マーケットワイド」12:30~15:00 より、15:00時点

 

また、日銀は今日、政策決定と併せて、2023年度の経済物価情勢の見通しを公表し、1.8%から2.5%に引き上げました。企業のコスト高を価格に転嫁する動きが想定を上回って進んでいる、と分析しました。

2024年度は、2.0%から1.9%に引き下げたものの、「上振れリスクは大きい」としています。

 

同日、総務省が発表した、今月7月の都区部物価指標は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が105.1と、1年前と比べて3%上昇しました。

食品や日用品は高い伸びが続き、品目別では約8割が上昇しました。インフレの粘着性が高まっています。

 

2023年7月28日 BSテレ東「日経ニュース プラス9」21:54~22:54 より

 

PRです。

『初回10日間は無料』だと、試しやすいですね。

 

PRです。

『マンション経営』夢ですね。

 

 

 

PRです。

 

PRです。