法改正後の電動キックボードの行く末が、心配です!
2023年9月1日(金)のBS東京の『日経ニュース プラス9』【電動キックボード 普及への課題】で、電動キックボードの法改正について取り上げられていました。
追跡!ニュースのリアル のコーナーです。
今年、20237月1日から、
『改正道路交通法によるキックボードの位
置づけ』
が、全般的に変わったのです。
大きな変化は、なんと言っても、16歳以上であれば免許が不要になった」という事でしょうか。
最高速度は、時速30kmから→時速20km に変化したものの、
ヘルメット装着は義務→努力義務 に、緩くなりました。
大丈夫!?
一方、海外では。
フランスのパリ市では、マナーの悪さや事故が増えた為、住民投票の結果、今年2023年8月31日付で「シェアサービス禁止」になったそうです。
また、カナダのモントリオール市は、「完全禁止」なのだそうです。
その他でも、規制強化に動いている国もあるそうです。
今年7月1日の 道路交通法の改正 から2か月、
様々な危険性と異例の早さでの法改正に多くの批判が聞かれる、との事です。
⇩タクシーの運転手さん
「非常に危ない状態だと思う」とのご意見です。
⇩こんな信号無視をする人や・・・
⇩道路の中央を走る人・・・
⇩ヘッドホンをしたまま走る人もいます。
⇩MOBILITY というメーカー、
⇩フヂイ エンジニアリング 藤井 充 社長 のコメント。
そうそう、交通ルールを知らない、道路標識も読めない人が、車輌に乗って公道を走るのは、怖いですね・・・。
⇩LUUP 岡井 大輝 社長 のコメント。
⇩『都内には2,400万件 ポート設置』だそうです。
⇩キックボード大手の LUUP では、
法改正に合わせて、ポスターを作ったのだとか。
⇩普及を推進する議員連盟の事務局長 のコメント。
普通に考えて、道路改正法が改正する時って、重大な事故が重なった後ですよね。
それまでに、大怪我をしたり、亡くなる人がどの位いるのでしょうか・・・?
⇩中目黒駅前のTSUTAYAが入居しているビルの一角にも、LUUPのポートがあります。
⇧の写真を撮った直前に、若い男女が1台借りたようでした。
20歳前後位の女性が、LUUPの電動キックボードを押しながら歩き、同年代の男性が横を歩いていました。
その後偶然にも、そのカップルは私の少し前で、山手通りを渡る交差点を渡っていました。
「さっきの人達だな」
そして、路地に入ると、女性が運転するキックボードの後方に、男性が立って二人乗りをして、小さな三叉路を左折して、裏通りに消えて行きました。一瞬の出来事でした。
「コレって、交通違反じゃん!」
警察が見ていたら、「現行犯」で取り締まりの対象になるのでは!?
多分、「違反だと自覚があるから、山手通りでは二人乗りはしなかったのじゃないか?」と、思いました。
二人の動きはスムーズで、慣れている感じがしました。
て云うか、何が「キックボードの交通違反」で、何が「違反では無い」のか、疑問に思いました。
ヘルメットしなくてもいいし、免許も要らない。
交通違反しても、罰金あるのかな?
自分自身が、どんな事故を起こす可能性が有るか。
他人を怪我させたらどんな責任が発生するか、自分がどんな事態になるか。
補償はどの位必要なのか?
どうやって支払うのか?
大怪我しても、させても、大変な事態に。
自転車も、保険加入義務付けられましたよね。
レンタルの電動キックボードに、保険は?
こんなに色々と違反されると想定していたら、「免許なし」に法改正されなかったのでは?
翌日。祐天寺のLUUPのポートで。
⇩あれ? ナンバープレートが曲がってる。
何が起こったのでしょうか?
コレって、当て逃げ?
法改正後、2か月。
電動キックボードの行く末が、心配になってしまいました。